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「好き」
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作詞 凪沙 |
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愛のその言葉を どれだけ願った事だろう
ただの我がままだと くだらない欲望だと 跳ね除け続けた
それでも心のどこかで ちっぽけな理想に期待していた
時折交わす会話でさえも 私はつっけんどんでつまんなくて
遠い距離を思い知らされるだけなのに
愚かか? 惨めか? 哀れか? それともただの馬鹿なのか
それでもいい ただ何も言わないでいて
愛のその言葉は 頭の中でしか聞こえない
夢を見るのはやめろ 心に穴が空く そんなの馬鹿らしい
幾度と言い聞かさせても 心が求めてしまうのは何故
時折、というぐらいならば 私も夢見たっていいのかなそうかな
どれだけ走っても追いつかないのに
愚かか? 惨めか? 哀れか? それともただの馬鹿なのか
それでもいい ただ何も言わないでいて
片恋? 虚しい? どうせ報われないって?
誰が決めた そんな決まりはないでしょう
優しさばかりを浴びてれば 傷つく事も忘れるだろう
願いが打ち砕かれる事の虚しささえも 味わわなくてすむだろう
時々頭に過ぎる理想に 近づけるよう頑張ってみよう
君だけ 信じて 生きるのは私には酷だけど
それでもいい 君のそばにいられるなら
ねぇ いつも心の中で繰り返してる
「好きだよ」
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