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アタシの気持ち【1】
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作詞 恵瑠 |
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彼は言った
『神崎さん可愛いし、俺の好み。ってコトで付き合わん?』
……え…?…軽っ!
前違う人に同じコト言ってへんかった?
アタシ見た気ィすんねんけど…
っつか全然『好き』だという感情はないし
フるに決まってるやん
あたし自信そう思ってるし
…けど何でやろ?
『フったら一生後悔するで』
そんな気持ちになってまう
アタシおかしいんちゃう?
さっさとフらんかいッ!
でも『ゴメン』の言葉で出ん
『うん、いいよ』
……え――――――――――!
何で何で何で??
自分でもワケ分からん!
…でも無意識に自分の中で
『この人運命の人や!』って何度も言うてる
ホンマにぃ!?
…そう思うてる間にも彼はアタシに猛アタック
でも何故かそれは嫌じゃない
むしろ声掛けてくれるのが嬉しい
ア、アタシどうしたんやろう?
ついに壊れたか!?(笑)
アタシは自分の気持ちに素直になれないまま
それでも彼はアタシに猛アタック(笑)
いつもの帰り道
アタシはとんでもないコトを口にしてしまった
「な、なぁ…。アタシ祐樹ン家行ってみたい。」
…は?何言うてんねん?
い、今アタシなんて言った?
『う〜ん、ええけどぉ―… 俺我慢出来んカモしれんで?(笑)』
…ちょっと待てィ!
が、我慢って何や!?
アタシそんな下心とかないし!
もうやめやめ!!帰ろ!
「い、今のなし!やっぱ帰るな!!ほなまた明日!」
…ん?なんかがっかりしてへん?
いや…その気にさせたアタシが悪いんやって…
けど…なんかアタシ祐樹のコト好き…カモ
最近授業中でも祐樹のコトしか考えてへんし…
ホンマ『付き合う』って不思議やなぁ
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