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幼なじみ
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作詞 恵瑠 |
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キミとあたしは近すぎた
ずっと「幼なじみ」でいれば
大粒の涙を流すコトはなかった
帰り道あたしはいつもの自分はやめて
「女」としてキミを見た
驚くくらい大きくなった背中を
愛おしく眺めた
…眺めているだけで良かったのに
日頃の笑顔はよそに
真剣な眼差しであたしに言い残す言葉は
時が止まると等しいほどに残酷に聞こえた
何故か無性に腹が立つ
涙はきっと後から出るモノなのだろう
あたしに対する苛立ちは
キミに恋してしまったコト
この気持ちの行方はどこにもない
ただあたしの胸にとどまらせる
キミにあたしの想いは伝わらない
近すぎたんだ
ホントに近すぎたんだ
あたしは何度も何度も
「幼なじみ」という関係を憎んだ
きっと勘違いだったんだね
時折見せる赤らめた顔
キミに会わないクサいセリフ
あたしだけに言った弱音
あたしの中で突っ走ってた
両想いなのかななんて
でも本当に
ホントに大好きだったんだ
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