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メロディー
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作詞 刹那胡蝶 |
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一握りの光が生まれた 生まれて消えて 咲いて散る
ソレは悪魔の魅せる幻 どこか壊れてる
ヒトは自由を求めて光になる
自由こそが光だと知っているのに
幻を追い求めて コノ世の姿を知る
魅せられた夢は 悪夢の序章
信ジテテ コノ夢ヲ イツカキット花ニナル
ソレが愚行だと分かってても ヒトは自らの愚かさに気付かない
待ッテテ 永遠(トワ)ヲ イツカキット空ニナル
ソレが無駄だと気付いても ヒトは自らの愚かさを認めない
一握りの光が生まれた 消えた一瞬 闇が生まれた
わずかな光 闇を呼び寄せる
欲に溺れたヒトは悪魔を招く
招かれた悪魔 ヒトの魂を食らう
ほら 耳を澄ませば聴こえる
悪魔の囁き 魂の叫び
キコエルカイ?ボクノ声
悪魔の呼び声は破滅の呪文
口ヲ閉ジテ 答エルナ
ヒトには天使の声さえも悪魔の囁きに聞こえる
終わりの無い夢は麻薬 中毒を起こして現実を視ない
ソレさえも悪魔の罠だと気付かずに
ヒトは絶えず叫び続ける ココニイルヨ
誰にも届かないと知りながら声を枯らす
ソノ身が壊れるのを悟りながら
許されない事だとしても ヒトは許しを請う
ほんの刹那の至福の為だけに
信じてもいないのに 神に祈る
“ドウカ私ニ祝福ヲ”
たとえ矛盾を認めても ヒトは祈るのを止めはしない
気付カナイノカ? 悪魔ニ導カレテイルコトニ
戒めの言葉は心に傷を負わす
コノ道ノ先ニ希望ハ無イヨ?
優しい言葉は思考を狂わす
たとえこの先が自らの望まぬ世界だとしても
進むのをやめはしないのだろう
ソレが唯一の翼だと思い込まされているのだから
――人は愚かだ
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