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忘れられない白。 ――unforgettable “White”.――
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作詞 刹那胡蝶 |
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キミに好きと言えたら 後悔などしたくは無い
だって精一杯の 勇気だったから
理不尽なコノ世だって いつかきっとヒカリに視えて来るよ
キミに好かれるまでの コノ時を
僕は精一杯 好きになろう
永遠など来ないと キミは言ったけど
永遠(トワ)になりたいと言うキミが
誰よりも愛しかった
そう思う僕をキミは笑顔で笑った
星空が視たいと言うキミを 真夜中に迎えに行った
白いワンピースのキミを視て
天の使いだと言ったら
バカ
と返された
ある日夢でキミを視た
キミはとてもキレイに
好き
と言ってくれた
眼が覚めて キミに会って 夢の話をしたら
バカ
とまた笑われた
僕は誓うよ 今此処で
キミの太陽(アポロン)になることを
他の誰でもない キミだけの太陽(アポロン)に
いつまでも終わりの無い時が有るなんて信じてなかった
でも できるのなら 全ての時を止めて
蝶だけの華になって
静かに二人 永遠(トワ)になりたかった
キミと二人きりの時 キミは急に倒れた
君を抱きとめた 僕の腕は
あまりの軽さに 言葉を失くした
強く抱きしめたら 粉々になってしまいそうで
とても恐くなった
真っ白の中のキミは より白く視えた
恐いぐらいに白くて
そのまま消えてしまいそうだった
風に揺れる華
ひらりと舞う蝶求め
己の時を止め
果て無き無(ム)へと
躯(ミ)をささげた
うっすらと眼を開けたキミ
ありがと 大好きだった
ソノ瞬間
時よ止まってくれ
そう 神に願った
僕は気付かなかった 全てがキミ中心だった事に
キミが太陽(アポロン)だったんだ
蝶に焦がれる華のように
月(ボク)は太陽(キミ)なしでは生きられない
お願いだ 逝かないで
僕はキミなしでは生きられない
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