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Gladly,cross I'd bear〜喜んで、私は十字架を背負おう〜
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作詞 刹那胡蝶 |
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君が望むのなら、この躯(からだ)を焔(ほのお)の中へと投じよう。
そうして凍った僕の心が溶け出して、君の心へと流れ込めばいい。
僕はこの命を捧げよう。
ただ愛する君を、守りたかっただけなのさ。
君を救えるのなら、この命を生贄にしよう。
そうして消える僕を、君はどう思うのだろう?
僕を自己満足だと罵ればいい。
ただ愛しい君を、手に入れたかっただけなのさ。
いつかきっと、闇が俺の心を蝕み、狂気した俺は、君を殺すのだろう。
あぁ。君がいなけりゃ僕は水を失った魚のよう。
息をするのもままならない。
気付かなかったのさ。君が僕を愛してたなんて。
君にこの声が届くのなら、この喉を潰したって構わない。
あぁ。君がいなけりゃ僕は翼を捥がれた鳥のよう。
自由に空を飛ぶのもままならない。
識らなかったのさ。君が僕を求めてたなんて。
君の元へ行けるのなら、この手足を切り取ったって構わない。
あぁ。君がいなけりゃ僕はまるで生ける屍のよう。
人間のように生きるのもままならない。
理解(わか)ってたさ。いつか君と離れ離れになるって事は。
一度だけでいい。もう一度だけ、君に逢えるのなら。僕の魂を悪魔に売り渡したって構わない。
後悔なんてするわけ無いだろ?
例え、そのキャンパスに白を塗り重ねていっても、全ては、元に戻らない。
そうやって君も、僕を置いて行くのだろ?
あぁ。神様、罪深き俺を赦して下さい。
この穢れた魂に祝福を。
救われるなんて思っちゃいないさ。ただ刹那の夢幻(むげん)に囚われたかった。
君は俺を怨むのだろうか?
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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