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夢幻泡影
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作詞 そら |
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遥か空 朽ちる花 見果てぬ夢
それぞれを追いかけ彷徨い、ただ途方に暮れる
待つことだけが全てではなくて、一縷の望みを携えて求めることも生涯のうち
遥か彼方 朽ちゆく心 見果てぬ恋心
ひたすら追いかけ彷徨い、ただ想いが募る
逢いたいと願うばかりで、何も得られない今宵に胸が疼いて仕方がない。
浅い夢を見ていたように、この現状は夢幻のようで
淡くも鮮明なあの面影は、瞳の中に焼きついて離れてくれない
あぁ、恋しくて あぁ、愛しくて
深い孤独の中、もがく私を見つけて欲しい
誘(いざな)う手 霞む詩(うた) 見果てぬ愛
いつしか歩いたこの坂は、ただ静かに過ぎてゆく
信じることが証ではなくて、幸せのウソくらいついても誰も責めたりはしないだろう
誘(いざな)う未来 霞みゆく記憶 見果てぬ情愛
馳せていく一つの色が、懐かしい宝物
星々に祈るばかりで、何も返せない弱さに時折息苦しく思う
歪んだ愛情が示す先は、先が見えない泡影のようで
あの頃映した水鏡の中、何故か幸せそうに微笑み合うあの姿に少し安らぐ
あぁ、恋しくて あぁ、愛しくて
愛が示す方へ、迷う私を救って欲しい
咲いた花が教えてくれる、儚い夢幻泡影のようで
幾度となく願ったこの想い、誘う風に運ばれながら届くだろう
いつか朽ち果てるときが来たとしても、面影が少しずつ霞んでゆくときが来たとしても
優しいこの腕で、私をずっと抱きしめて欲しい
遥か空 朽ちる花 見果てぬ夢
誘(いざな)う手 霞む詩(うた) 見果てぬ愛
それはまるで泡沫の願い・・・
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