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Corruptionth
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作詞 葵祈 |
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路地裏廻った黒猫が
僕にこう告げたんだ
「奴は暗殺された」
確かにそう、聞こえたんだ
君は言った
「世界はもう駄目だ
取り戻せるものは、何も無い」
確かなものがあったんだ
月は履き捨てた靴を僕に渡した
「お前はこの道を行くんだ」
それにしては試練が過酷過ぎるだろう
道は荒れ狂った砂漠を呑み込んだ
倒れたその先は堕落した未来
君は叫びながら僕を愛した
確かに、感じたその指先が
僕には氷の様に感じた
路地裏に廻った黒猫が
僕にこう告げたんだ
「お前が奴を殺した」
確かに、褐色が見えたんだ
君を抱き締めどこまでも逃げよう
それが出来ると思っていた幼き頃
羽根は生えないし声は届かない
夢は閉ざされ未来の扉は錠が掛かってしまった
ただ思うだけなら僕にも許されるだろう
思うだけなら心に留めておけるだろう
それさえ許されないのなら
この命君に捧げよう
飽くなきこの想いを
今君に捧げよう
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