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Recriminate
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作詞 葵祈 |
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真夜中に旅立つ列車
右手に見えます黒い影、サラリーマンの失望の塊でございます
君の指先冷え切って
握り温めても寂しさ募るだけ
『真実求ム非現実世界ヨ』
都合いい考えはいい加減捨てなよ
『堕落シタ僕等ニ存在価値ナンテ…―』
僕が犯した過ちが
何時しか君を絡め取って
縛られた心に光なんて一筋もありゃしない
罪と罪とが傷舐め合って
まるで僕と君みたいだね、ねぇ?
こちら第一目的地点
仲の良さげな背中合わせの仮面夫婦の立派なお住まいでございます
流れ行くネオンライトに瞳
電飾だけのただの板に奪われてく
『コノ世界ハドウナルノ?』
それくらい自分で考えなよ
『全テ失ッタ僕等ニ守ルベキモノナド…―』
指先絡めて
そっと涙を拭って
繋がり合えた時には
君はもういない
嘘と真は紙一重
そうねこの世に真実などは無い
心の奥から
君を求めている
見つめたその眼は
暗い何か映っている
世界の姿は
残酷に笑うの
行き着く先には
ただ広がる荒野
真夜中の列車
行き先は君次第…―
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