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荊棘園
作詞 なぐ
雨が降るその庭
棘のアーチの向こう
少女は唄っていた
雨を受け唄っていた

緩やかに変わる季節が
少女を連れ去った
深い深い 冷たい水底に
少女を独り置いてきた

波は言った
泣くのは止めて
唄いなさい
どこかにきっと聞こえる
だから唄った
冷たい水底で
誰かにいつか聞こえるように


やがて少年がそこから
少女を連れ出した
お城の綺麗なお庭で
幸せなお話を聞かせた

彼は言った
どうか傍で
唄って欲しい
やがて海に帰るまで
だから唄った
幸せな庭で
彼にいつも聞こえるように

彼がそっと眠れるように


雨が降るその庭
棘のアーチの向こう
少女は唄っていた
雨を受け唄っていた

ずっとずっと唄っていた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 荊棘園
公開日 2007/05/28
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 「荊棘園」は「ばらえん」と読みます。
歌詞中の「棘のアーチ」とは、「ばらのアーチ」のことです。
少女が唄う意味、場所、それらを与えてくれた人。
それでもいつか失ってしまう人。
どうかどうか唄う場所を奪わないで。奪わないで欲しい。
なぐさんの情報













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