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季節色染められた記憶は消去不能な想いと成る
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作詞 水門王 |
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過ぎ去りし時の中に何か忘れ物をしたような
空虚感で溢れる寂しいこの部屋
目蓋を下ろせば今もまだ見えそうな
季節色に染められた華やかな貴女
まだあの季節に滞る 季節色の私
帰らない日々と無くした香り
あの川の向こうから見えた
手を振るあなたの夕顔
涙が零れて目が覚めた
そう 壊れた季節の中で
貴女に降る季節は春 春 春のように
私に降る季節は春 春 春を待ちわびている
過ぎ去りし時の中に閉じ込められて出られない
浮かんでは消えてゆく寂しいこの想い
言葉にしてしまえば簡単なことだろう
それでも喉から出ないこの想い
貴女の肌、思い出す
そう 壊れた季節の中で
貴女に降る季節は冬、冬、冬を纏い
私に降る季節は春 春 春を待ちわびている
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