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the last train
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作詞 Baby_Loveing |
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動くばかりで止まることを知らない時間は
笑い合える楽しい時 あっという間に加速したり
涙流す辛い時 これでもかと露骨に減速した
憂鬱な表情を浮かべながら
夜な夜なと知らない街を徘徊する
低音のアナウンスが僕の耳に繰り返す
「お前、何の為に生きているんだ?」
出番が終わった後の舞台
誰もいない客席に皮肉の台詞を吐く
忽ち女と酒が着席して僕に飲めと、払えと媚びを売る
朝日を迎え照らされる姿は見事に無残で
屁理屈と弱音だけ夢と重ねて肥大したのさ
涙流すこの刹那 全ての現実が僕を否定した
絶望と例えても負けていない
虚しさが心深くに咲き誇る
擦れ違う休日を過ごすカップルに
見えない種を投げつけてしまう
役目が初めから無いのかと
待ち疲れたホームのベンチで俯いて
やがて開かれた扉の先でグルグルと眠りに着く
窓辺の先に映る見た事のある景色
人混みを避けられない沢山の命が
今日もあっちから、こっちからと
それ多分僕の答えだ
それ確か僕の物かな
それやっぱ僕の切符だ
それむしろ...うん、それも半信半疑だけれど
何かをするべきに生まれたんだ
誰かの為に居るんだよ
発車のベルに間に合うように
今日の最後が明日へ走り出した
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