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冬のうた
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作詞 蟻蛾 心 |
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甘い香り寄せられて 近づいていって消えてった
また探そうとしても やつが目の前にいる
赤色紅葉 落ちてって 窓開けたままじゃ寝れなくて
タオルケットじゃ寒くすぎて毛布かぶる
いつの間にか息は白くなる いつの間にか心白けてる
廻り廻る季節に呆けてる migraine migraineで痛くなる
凍る 前に微かな温もり探して
ふと思い出すんだ 一人じゃなかった頃の12月
香る 冷たさ秋をゆっくり抜かして
さよならと言うんだ また会おうねって小さい声
聞こえた
風に揺れる後ろ髪に 見覚えがあって振り向いた
人違いと知っていても 面影がうろつく
木枯しが吹いた瞬間に 一つの気配去ってった
長くなった髪を切ろうとして来年に見送る
気がつけば独りが長くって 気がつけば誰かが恋しくて
廻り廻る季節に慌ててる migraine migraineで痛くなる
永く 遠く続く道のりにどこかに
出会うべく人が 待ってる気がする次の年
響く 風の音にあの人を重ねて
さよならと言うんだ もう振り返らないと決意
したんだ したんだ
不意に抱きしめられた 冷たい風の手に
身体ふるえるから コートはおってみたよ
不意に抱きしめられた 寒い独りの日々に
心寒がるけど 何も出来ないんだよ
凍る 前に微かな温もり探して
ふと思い出すんだ 一人じゃなかった頃の12月
香る 冷たさ秋をゆっくり抜かして
さよならと言うんだ また会おうねって―――
響く 風の音にあの人を重ねて
さよならと言うんだ もう振り返らないと決意
したんだ
今日も どこか寂しげに日々を過ごして
温もり探すんだ 春を待ち望むんだ
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