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酔恋歌
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作詞 蟻蛾 心 |
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二十歳になって 大人といって
何一つ変わらないのです
いざって時に出ない言葉がもどかしい
二人きりで 歩く道で
一大決心を込めても
目の前にいるだけで何も言えずに
ドラマみたいにスムーズに言えればなぁ
シナリオの先見てみたいと思ってる
愚痴がこぼれる部屋の壁
跳ね返って自分に嫌悪
勇気が出る魔法があればいいのに
もしかしたら何て妄想
眠気で全部忘れそうな夜
赤くなった目を洗い流すシャワー
二十歳になって 大人といって
別に変わった事がなくて
はしゃぐ人が騒々しく楽観的な考え
一人きりで 帰る途中
誘われた飲み会に
好きな人が行くから嫌いなのに
ドラマみたいにスムーズに言えればなぁ
シナリオの先見てみたいと思ってる
隅で静かに飲むウーロン茶
差し出される泡立つオレンジ
勇気が出る薬だったらいいのに
今まで飲んだ事のない
苦いオレンジを飲み干した
赤くなった顔で言ってしまった…
ただ「好き」と
愚痴がこぼれる部屋の壁
跳ね返って自分に嫌悪
時が戻る魔法があればいいのに
後悔してまた後悔続け
おぼろげな記憶の中で
君がどう笑ったかを思い出している
君の答えだけ思い出せない
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