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僕だけが交わした約束
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| 作詞 蟻蛾 心 |
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小さな小さな身体一つ 入り込める場所で
僕だけが知る秘密の場所 君にだけ教えて隠れた
僕はここだよ見つけられるかい？ 息を潜めてジッと待つ
僕と君だけの秘密の場所 陽は傾き始めてた
サイレンが鳴ってるのに まだ見つけてくれないのか？
負けず嫌いで意地っ張りな 僕はまた隠れてやり過ごす
夜になって明かり灯り始め 家に帰るとママに怒られて
次の日君がいなくなってた 秘密の場所にもいなかった
大きな大きな家の前で 閉じた窓の部屋を見る
そこに隠れるのは反則だ 早く出ておいで遊ぼうよ
僕はここだよ見つけられるかい？ 大きく手を振り待つ
誰一人知らない秘密の場所 そこで待ってるからね
サイレンが鳴ってるのに 今日も見つけてくれないのか？
悲しくって寂しくって 涙まみれで君を待ってる
夜になって明かり灯り始め それでも待つと意地を張って
次の日君がいないと知った 遠くの場所に行ってしまった
小さな小さな約束一つ いつかこの場所で出会おうよ
僕と君だけの秘密の場所 僕だけが交わした約束
大きな大きな身体一つ 脳裏に浮かんだ約束
今はもう存在しない場所で 君を待ってみよう
夜になって明かり灯り始め 僅かに口元に煙立つ
もし煙が君に見えたなら 気付いてくれるのだろうか？
夜も更けて明かりが消え始め 足元に溜まったゴミの山
君が来るはずないと分かっても 待ち続けたかった
一人で誓った約束だから 果たされる事ないんだね
それでも何でか知らないけれど 悲しくなってきた
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