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宛名不明のラブレター"潜在意識編"
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作詞 蟻蛾 心 |
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夏だからと言って 新しい何かは
簡単に見つからなくて 秋に変わるけど
ずっと前から持ってた 不確かな気持ちが
太陽と蝉の声で覚醒して変化してく
朝日が昇ると同時に気付かされた
心の中住まう君という存在
頭ごなしに否定してきたけど
この思いは何だっけ? そうだ、恋って奴だったっけ?
こんな辛くて 悲しくて 涙が出る気持ちをそう言う
恋人が出来たと嬉しそうに 君は踊らんばかりに言ってた
俺はそれをただ眺めていた 潜在意識発覚1日前
初夏の囁き聞こえ 芽生えた感情を
押し殺して隠してた 特に君の前では
いつから抱いてたろう 不確かな気持ちは
儚さと梅雨の名残が流しきった
夜空が輝くとやるせなく石蹴飛ばして
心の中に住まう君を見ないように
どうする事も出来ないこの恋って
何て名前の恋だっけ? そうだ、失恋というんだっけ?
始まった瞬間 終わる運命でもそう言うの?
夏の暑さで涙流そうか 君は今頃何をしているのか
俺は今日もただ一日過ごす 潜在意識発覚一日経過後
積み上げる忘却を 後一つでわざと崩す
壊れぬよう重ねてく 最初から壊れてんのに
積み上げる恋心 どんくらい早く気付いたら
成就したの 躊躇したの あー…もうダメだ
恋人が出来たと嬉しそうに 君は踊らんばかりに言ってた
俺はそれをただ眺めていた 潜在意識発覚1日前
日の眩しさに目を細めたら 見えなかった部分まで見える
いっそ無駄な恋だったなら 宛名不明のラブレターでも書こう
君に届かなくても
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