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ユメオイゴ
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作詞 蟻蛾 心 |
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子供だった僕らが歩いていたのはエスカレーターの上
それ以外の道なんて存在しないと信じていた
勝ち組負け組で 分けられちゃうこの時代に
ありえもしない将来語るのは問題外
ストレス社会だからこそ息抜き覚える事必須
その過程すっ飛ばして子供のまま大人になる
父の思い出はいつもよれよれスーツとタバコの匂い
母の思い出はいつもカサカサの手と怒鳴り声
そんな中で生きていた僕の思い出なんてものは
ないに等しく 0に近く ミリ単位でしかないんです
子供だった僕らが歩いていたのはエスカレーターの上
それ以外の道なんて存在しないと信じていた
大人になりかけの僕らがいるのは平らな平地の上
地雷、落とし穴、数々の罠がある事など知らないまま
教えられた幸せは「安定した収入を得る事」
それ以外、親も教師も教えてはくれなかった
今、僕の目の前にいる 夢に向かって生きる人は
輝かしい瞳で未来を信じているんだ
こんな生き方は知らない 教えてもらった事もない
こんな幸せは知らない 知る必要がなかったから
明日に向かって笑ってる 一方僕はいつも苦笑い
何でこんなに笑顔が違うの 本当に生きてるのはどっち?
今からじゃ夢を追う 幸せなんて手に入らないし
これじゃなんか僕がなんか 負け犬になった気分さ
だからなんか僕はなんか 幸せを探そうとした
だけどないよ 何もないよ 誰も示してくれなかった
ほんの些細な幸せでいい そう思って考えてみた
幸せな家庭築いて 幸せな老後暮らして
幸せな笑みで死んでって そんな些細な事でいい
そして誰かの心に 残っていて欲しいんだ
新しい日々を意味を知ろうとする僕らの前にいるのは
自分が決めたレールの上を歩かせようとする人
とめどなく溢れる涙の理由も無視して通り過ぎる
山あり谷ありの人生でいい もう一度一からやり直したい
子供だった僕らが歩いていたのはエスカレーターの上
それ以外の道なんて存在しないと信じていた
大人になりかけの僕らがいるのは平らな平地の上
地雷、落とし穴、数々の罠がある事など知らないまま
子供だった
大人になった僕らが歩いているのは不安定な道の上
獣道も蛇の道も一歩確かに踏み出した
いつだって世界は変わっていくのに変わらない大人の言葉
まずは知ってよ僕の気持ち 僕らの気持ち 夢追う事の意味
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