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最愛の人とまだ知らぬ二人目の愛する人へ
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作詞 蟻蛾 心 |
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お前がもしも俺に この先呆れるくらいの時間を
長い長いスパンで俺に預けてくれるなら…
俺は両手を上げて 高く大きく飛び跳ねて
着地と同時にガッツポーズして言う 「よっしゃ」なんて言う
お前の親父ってどんな人 「娘はやらん」とかいう頑固系?
俺は何て言い返せるのかな? 「一生幸せにします」ってか?
だけどそれは嘘になるんだ だから無責任な事言えねぇ
一生で一度 お前に悲しみの 涙流させると思う
俺は酒もタバコもやるし 多分お前より早死するって分かるんだ
その最期の瞬間がお前を一生幸せにできない理由
幾千の流れ星に願いを預けて夢見るんだ
お前とできるだけこの世界で生きて生きて生きてみたい
同じ時間 同じ場所 同じ瞬間にお前と逝きたい
本当に 幸せそうに 二人して笑顔で送られたい
もしもお前と俺の 間に新しい一つの命
生まれてくるなら多分それは お前に似て可愛い女の子
生まれる前から名前付けて バカ親ってくらいに甘やかすかも
望まれてココで家族と言える 世界で二人目の愛する人
育っていつか俺の事を パパと呼ぶ日が来たら泣いてるけど
悲しいからじゃないから泣かせてね 本当に嬉しいから泣くんだ
そこから育っていつか俺の事を パパと呼ばなくなる日がきても
君の親父は俺であって 君の母親は俺の最愛の人で
こんな事言うのも何だけど 「子供だから」と否定するだろう
いつまでたってもガキな俺が言うから 説得力なんざ欠片もねぇ
君が君の愛する人を俺の前に連れてくる瞬間は来るけど
君が幸せになるならそれでいい 俺とお前の幸せと同等でいい
君が君の愛する人をもしも俺が殴った時は止めないでくれ
殴ったら絶対幸せになんてしない奴だと思うから
こんな事話すと決まってお前は 笑って頷いてこう言う
「愛されてるなぁ」ってしみじみした感じで笑っている
幾億の可能性と 奇跡と愛と希望の結晶体
お前と君にはできる限りこの世界で笑っていて欲しいから
違う時間 違う場所 違う瞬間で 愛達が巡り会い
本当に 他の誰よりも 幸せに笑顔で…
どんなに困難な壁眼前に 現れて道塞いでも
ぶっ壊す 俺にとっちゃ邪魔以外の何でもないから
どこかできっと辛くなって 愚痴こぼしちゃうけれども
お前にだけは本当の気持ち伝えていたいのさ 知ってほしいんだ
幾千の流れ星に願いを預けて夢見るんだ
お前とできるだけこの世界で生きて生きて生きてみたい
同じ時間 同じ場所 同じ瞬間にお前と逝きたい
本当に 幸せそうに 二人して笑顔で送られたい
同じ時間 同じ場所 同じ瞬間にお前と死にたい
誰よりも 幸せと 言えるくらいの笑顔で逝きたい
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