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旅人〜四幕・世界の端〜
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作詞 蟻蛾 心 |
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これは長い長い旅人のお話
果てしない世界を歩いた人の言葉
これは長い長い年月を通して
果てしない旅を続けた人のお話
旅に出てもうどれくらいの
長い年月を歩いたんだろう
小さなリュックも破れたまんまだ
靴の中にまだ砂も残っている
これは終わらない旅だと 途中で言い聞かせた日々もあった
だけど歩き続けて 辿り着いた始まりの地
砂漠を歩いて 海を泳いで
山々を越えて 草原を走った
数え切れぬ道を この身一つ進んだ
世界の端っこに辿り着いた
変わり果てた生まれ故郷
見知った人は皆年老いて
皆、私を旅人と呼び
名前を知る人はいなかった…
だけど後悔のない人生 帰ってきてそう言い切れるけど
何故か涙が流れて 辿り着いた最後の地
空は青い涙 一粒落とした
失くした腕の 痛みこみ上げた
自分の知る人は もういないけれど
世界の端っこで余生を終えた
これが最後の旅 本当に最後の旅?
私の旅は続くだろう 魂となり続くだろう
砂漠を歩いて 海を泳いで
山々を越えて 草原を走った
数え切れぬ道を この身一つ進んだ
世界の端っこに辿り着いた
世界の端っこで旅が始まった
これは長い長い旅人のお話
語り継がれたおとぎ話
これは最終章で終わるお話
だが旅人にとってはまだ旅路の途中
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