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睡眠薬〜君に会う為のチケット〜
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作詞 蟻蛾 心 |
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この世界はまた破滅と壊路(カイロ)を辿る
青緑の瞳に映る蛍光ほどの希望
君は強く生きると願い星を探す
ただ一つ唯一の輝きを求め
光陰は矢となり時の狭間裂き 残り僅かな命を呼び止めた
一掴みの言葉と愛を僕に預け その身地に委ね 心神に捧げた
抱きしめたまま冷たくなった君のその顔は
いつも どんな時も 僕を救ってくれた笑顔なのに
ただ孤独に咲いた花のように影で泣く心は
言えない 癒えない 傷を押さえて君の名前を呼ぶ
この身体に無数の爪跡と痣作り
まばらに散らばる星 月の横で生きる
僕は強く生きると願い君を探す
ただ一人唯一の輝きを想い
奇跡でさえ理に忠実 繰り上げられた24回の数
逆さまに落ちた青色の砂を逆に もう一度君に もう一度二人で
全ての砂が落ちきっても帰れないから
明日も 未来ずっと 僕は砂を回して遊ぶだろう
今、夜に降った雨のように誰も気付かないまま
消えない 癒えない 傷を開いては君の事思い出す
もう夢でしか動く君には出会えないから
君に会う為のチケット一粒飲みこんで
だけど目覚めると君がいない辛さに耐えて
いっそ残ったチケット全部飲み干した
だけど君は悲しそうに微笑んでいた
いつか 泣きそうな時に 僕を叱った時の笑顔だった
ただ孤独に咲いた花でも必死で芽生えるから
止まない 癒えない雨に傘を一つ僕に渡して
抱きしめても消えていった君のその顔は
いつも どんな時も 僕を愛してくれた笑顔だった
この世界はまた夢と現実を繋ぐ
青天の空に浮かぶ雲の上の世界
僕は強く生きると願い君に誓う
ただ一人唯一の愛を残して
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