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次世代幸福論
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作詞 蟻蛾 心 |
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友達と遊び 外を駆け回り 汗だくになったり
ボール追いかけて 転んで膝に 擦り傷が出来たり
泥んこになって 家に帰ったら 母に怒られたり
父は優しく それでいいんだと 言ってくれた
クーラーの効いた 部屋で一人きり ゲームをしていたり
暖房の効いた 部屋で友達と ゲームをしていたり
ゲーム楽しさに ご飯も忘れて 母に怒られたり
電源抜かれて 逆ギレしたなら 小遣いなくなった
昔は良かった 大人たちは言った
今が楽しい 子供たちは言った
未来が恋しい 声が聞こえた
どちらにしても 時は進むだろう
勉強してたら 集中が切れて 部屋を掃除したり
サボってくつろぎ 部屋のドアが開き 母に怒られたり
やりたいことさえ やれずにいつしか 子供に託したり
幼い時代の 大きな夢たち 膨れて飛んでった
学校に行って 塾に通って 家でも頑張ったり
将来の夢は 収入があって 家庭円満だと…
やりたいことさえ 思い浮かばない そんな子供に
重圧のような 希望をこめた エールを送る僕ら
昔を知らない 子供たちは笑う
未来を知れない 大人たちは嘆く
今この時に 伝えたい言葉
誰にも聞こえず 空に溶けていった
就職難で 資格を取る為 勉強してみたり
学歴あっても なぁなぁ続きで 結局退社して
付き合いだからと 酒を飲まされて フラフラになったり
仕事と私の どっちが大事と 彼女に言われたり
テレビに映った ロックスターが 輝いて見えたり
51の 二文字背負った 人に憧れたり
綺麗な服で 着飾った人 美しく見えたり
今の生き方で 本当にいいのか 悩む10代
人生まだまだ先があるのに… お先が真っ暗かい?
昔は良かった 誰かがそっと言った
今が楽しい 誰もが思いたいんだ
未来が恋しい 僕たちは願った
そんな思いが 未来に残ればいい
どんな形でも 残ればいいな
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