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ハメルーン
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作詞 柚戒 |
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黄色い大地と 赤い斜面
焼けた水色が広がる世界
今はただ 生きているだけで
わけもなく心がざわつく
くしゃくしゃの地面に降り立ったぼくら
高いところを目指し歩く
眼は 鈍く光っていて
死ぬ意味も見つからない
いつもいつも彷徨い歩いて
それでもゴールは分からない
昇ろうとはしているけれど
空気が重すぎる
ほら どこからか笛の音が聞こえてきた
こんな色はじめて見た
そう思わせるだけの命があった
何よりも輝いていた
確かなものであった
そして...誰もいなくなった
あとには残された黒い世界だけが広がる
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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