|
|
|
you don't notice it
|
作詞 狩野 |
|
透明な泥 くぐもったダイヤモンド
触れると滲んで見えなくなる 私の手
突き落とそうと目を見開く
でも いつも落とされるのは私
絹をまとえば それは灰に変わり
骨を舐めれば 駱駝が見える
空を見れば満月の夜
池の底は朝焼け
私が立っているのはガラスの上
あなたは私の足の裏に立っている
遠くに見える踊り子
でもその手に持つのは蛇
あなたはそれに向かって駆け出した 一直線に
かすかに香る白檀の香
それを必死に取り払おうとする私
そしてついに指は香りをとらえ
私はそれを砂に埋めた
見えないのは あなたがそれを求めないから
私がそれを知らせようか
それともあなたが私に知らせるのか
今日もまた あなたは空を見なかった
|
|
|