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シエテ
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作詞 ライナスラス |
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薄汚れた猫が 生きる道を探す
星の煌きさえ 見ないようにした
何かの温かさは とうの昔に忘れた
昔 信じてた何かは何だったんだろう?
何を見れば思い出す? 何をすれば思い出す?
心に問いかければいいのか? 「昔の自分はなんだったんだ?」
ふいに駆け巡る温もりが 僕の心を泣かす
「おい どうした?こんな弱いはずじゃなかったのに」
夢に見たあの人の影が 僕の心を揺らす
「おい どうした?こっちにおいで」あなたの優しい声
思い出しちゃった あなたの腕の中で再び眠りにつきたい
薄汚れた猫が 人の道へ出た
人工の輝きさえ 眼に入らなくて
命の温かさが 身体から抜けてゆく
昔 感じていた温もりとは明らかに違う
何のために生きてた? 何のために歩いてた?
心に問いかければわかるの? 「昔に戻るにはどうすればいい?」
ふいに奔り渡る痛みが 僕の眼を潤ませた
「おい どうした?いつの間に涙もろくなった?」
夢に見たあの人が言ってた 「お前は可愛いなぁ」って
「おい どうした?甘えておいで」あなたの大好きな声
聞こえてきちゃった あなたと幸せだった頃の音が
赤黒く汚れた猫が 天の道に出た
太陽が照らす光が とても眩しくて
あなたの温もりを 最後に感じていたかった
昔があんなに幸せだなんて気づかなかった
あなたをいつも追いかけて あなたがいつも大好きで
心に残されたあなたの顔が 「いつまでも輝いているよ」
ふいに感じたくなった温もり 僕の涙を流させた
「おい どうした?この苦しくて哀しい気持ちは? 一体なんだ!??」
ふいにあなたを思い出して ふいにあなたを好きと気づいて
「おい どうした?もう苦しくなくなってきたぞ 眼が霞む」
あなたの腕の中で永遠の眠りにつきたかった・・・
ねぇ・・・
ねぇ・・
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