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ウタ
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作詞 ライナスラス |
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廃れた街 人混みをすり抜けて歩く
不意に思い出した あの唄
鼻歌が自然と奏でるメロディ
歌詞は確かとても哀しいものだった
君がいなくなってから 綺麗なモノなんて無くて
だけど この唄が とても僕に似合ってたから
少し綺麗だなって 思えたよ
君が好きだった唄 君と話そうと
何度も聴いて 歌詞も覚えた あの唄
鼻歌の演奏だけじゃ物足りないと
風も雨も奏でて花も歌った
君がいなくなってから 美しいモノなんて無くて
だけど この唄が あったから僕は笑えた
少し素直な僕を 見つけた
僕の足元の水溜り 哀しみを写す鏡
それを飛び越えるのが とても怖くて
だけど だけど
君がいなくなってから 僕は何もかもに恐れて
だけど この唄があったから 僕は 僕は・・・
君がいなくなってから この唄を聴くのは止めていたけど
やっぱり この唄が とても好きだから
この唄があったから 僕は水溜りを踏みつけて
飛び散った水にバイバイをした
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