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白い花
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作詞 ライナスラス |
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汚い街角 僕はうずくまっている
誰にも見つからないように
暗闇に 溶け込むようにして
僕は泣いているんだ
夢見た人が目の前で倒れる
「まだ生きていたい 愛する家族がいるから」
だけど 歩んだ道が長すぎたんだ
まだ歩むなら 僕を使って
足元に伸びる手が 小刻み震えてる
凍える手で掴んであげた すると夢見た人は
笑って呼吸を忘れた
真っ黒な空 僕はうずくまっている
誰にも心配かけないように
人影に 忍び入るようにして
人の温かさを感じてる
愛を覚えた人が歩いてくる
「愛してやろうか? 愛がほしいんだろう?」
だけど 僕は歩めなくて
足をなくした 醜い僕
足元から去る人影 大きく揺れてる
太陽の影で包まれた すると愛を覚えた人は
愛を忘れて涙を流した
光も届かないように 太陽から逃げるようにして
影がある心に入り込んだ 卑怯くさいだろう
足元にある白い花 お前だけは何処にも行かない
そんなにココが居心地良いのか? よくわからないが・・
足元の小さな命 お前に比べれば僕は大きいけど
愛はお前のほうが持っている 少し分けてくれないか
足元の白い花 風もなく揺れる
足元の僕の影 花を黒く染める
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