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守れないほど君が大好きだった
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作詞 ライナスラス |
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愛も憂いもわからないなら
震える指で雲をなぞってみてよ
ドアに鍵をかけるのなら
温かい夢で包みこんでやるよ
静かな夜の月明りが
咲くことのない花を照らす
ゆっくりと動き出す夜
僕の想いをココに残して
ただ月が微笑を浮かべる
悲愴も憤怒もわからないから
ただ想いだけが溢れている今
愛に鍵をかけるのなら
もう二度と開くことのないように・・・
静かな夜の遅すぎた始まり
僕はもう走り出した
ゆっくりと動き出す時間
僕の想いも刻んでゆく
ただ星が見据えて踊っている
君の深海に捨てた愛が
呼吸が出来ないと苦しんでいる
誰も助けてくれないから
僕は見てみぬフリをする
君はそれすら気づかない
静かな夜の月明りが
枯れそうな蕾の影を映し出す
ゆっくりと動き出す星
全て流れて消えてゆくけど
一つ一つ願い込めて・・・
守れないほど君が大好きだった
心がココにあったなら守れた
でも 心は遠い心に向いている
僕は何もできなくて 守れなくて
静かな夜の遅すぎた始まり
待ちきれなくて走り出す
ゆっくりと愛は沈んでゆく
愛は潰されて やがて泣いてしまう
月は空を眺めて 「ありがとう」と呟く
守りたくても守ることができなかった
それくらい君を愛していた
守れないほど君が大好きだった・・・
ほら もうすぐ夜が明ける・・・
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