|
|
|
試作品
|
作詞 進羅 |
|
鮮やかに微笑む姿
誰もが君を褒めちぎり
恐れを知らぬかのように
堂々と大勢の前へ立つ君
神に愛された人
羨ましくて妬ましいんだ
こんなにも似ているのに
選ばれたのは君なんだね
なぜ僕は作られたのだろう
試作品を地に落とす神の気が知れない
お気に入りだけこの世に立たせればよかったじゃないか
なんで試作品まで一緒に立たせるんだよ
同じ時間帯に作られた君が
僕とは正反対の場所に立って
光を浴びて微笑んでいる
闇にひっそりもぐりこむ僕は
試作品の僕を造った神を憎み
愛された君を妬むだけ
そうやって 僕は壊れていくんだ
|
|
|
本作品の著作権は作詞者に帰属します。
|
|
|
|