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虹鳥
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| 作詞 ceizi |
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開け放たれた窓から逃げた 色のない鳥を探しに
僕は小さな部屋から飛び出した
深い森に迷い 暗い夜に怯え
長い雨に悩み 熱い日に焼かれ
ながら
開け放たれた籠から消えた 声のない鳥を探しに
僕は狭い部屋から飛び出した
深い闇に惑い 暗い街に甘え
長い道に転び 篤い悲に疲れ
けれど
何度も空を仰ぐのに 何度も海を渡るのに
その影すら見当たらない
気が付けば途方もなく 遠くまで来ていたよ
僕の孤独の部屋はもう 見えなくなっていたよ
白い霧を縫い 青い山を越え
黒い影を抜き 赤い頬を弾ませ
ついに
開け放たれた窓から飛んだ 虹色の鳥を見付けた
僕を廃れた部屋から呼び寄せた
喜びの声で鳴く鳥を
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