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今死にたいとか思ってる人へ〜誰かの為に〜2
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作詞 KIMINOUTA |
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汚れちゃった。
汚れたこの手で何が出来る?
いや。ずっと前から私は何も出来なかった。
いつも誰かの為なんて綺麗な事出来なくて
自分を他人から守る為だけに自分を生かした。
そんなある日の事だ。
席替えがあった。とある少年の隣。
そいつは私と正反対の地位にある目立つ勝ち組にいる奴だ。
そいつは私に笑ってくれた。
初めて綺麗な笑顔に出逢えた気がした。
なぜだろう。弱い私に同情でもしてるのか?
そいつは私の「友達」とゆう存在になっていた。
「俺等友達だろ」君がそう言った。
人なんて信じないぞ。お前も敵なんじゃないんか?
お前の影響なのか。私はいつの間にかみんなに馴染める奴になってた。
でも。うれしいんだよ?うれしんだよ?
何で涙がでるんだろう。
前とは違った下校時間。
「友達」という存在達が共に帰ってくれる。
一人じゃないんだね?まだ生きていいんだね?
あんなに死にたいって思ってたのに今はこんなに生きてて嬉しいょ。
一緒に笑ってくれる。
それだけでこんなに生きたいと願える。
あの時死ななくてよかった。
その時。頭がクラクラした。吐き気がした。
フラフラして地面に倒れ込む。
ちょうどその道にトラックが通る。
視界が上手く映らない。でもコレだけは実感した。
あぁ私死ぬんだぁ。
あんなに人を怨んで憎んで。
それでも今一緒にいる事を、大嫌いだった人を
こんなにも好きになった罰だ。
みんなごめんなぁ。私が全て悪い。みんなごめんなぁ。
キィィーーーーーーッ
キット・・・・ユルサレハシナイ・・・・。
痛くない。痛くない。私死ななかったの?
目をうっすら開けた。
君が血まみれになってトラックの前に倒れ込んでるのが見える。
何で?何でなんだろう。何でこんなに涙が出るんだろ。
死んじゃったらどうしよう。もし私のせいだったら。
死なないで。死なないで・・・・。
気付けば病院だった。
医者から聞いた。私、病気なんだって。
治療法がまだ発見されてない病気なんだって。
そんな事より君は?
医者の話をこっそり聞いていた。
重体で意識不明で・・・・命が危ないって。
私がいけないんでしょ。私だけに罰をあたえればいいじゃない。
君は・・・・・生きて・・・。
私なんてもぅどうなってもいいから。
ごめんね。生きて・・・・。
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