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意味を失った形の詩
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作詞 KIMINOUTA |
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此処に居た意味
此処で笑った意味
此処で泣いた意味
誰か教えてくれませんか
人間を愛しく思う事は苦手で
優しくされると鳥肌が立ちゃうぐらいに
私は人間嫌い
自分も人間なのにね
本当に哀れ
笑っても良いよ
今まで生きてきて
色んな事があったよ
人間は歴史に載せられた
言葉の一部でしか無いと思ってた
記された通りに動き
自分を守る為なら
他人を傷付けてでも生きられる
かわいそうね
人間の形をして
悪魔なの
生きてて
初めて人間を愛した
それは綺麗な色をした記憶
誰かを大事に想う事が出来る様になった
別れを本気で悲しいと思える様になった
醜いだけじゃなく
君はその姿のまま笑った
惹かれたんだ
その美しさに
呼ばれたんだ
その謳に
足の速い君は
どんどん先へと進んでって
力の強い君は
その壁を壊して歩んでいく
ねぇ
私を置いて
早くその先で
誰かを救ってあげて
人間って不思議なもので
誰かを愛すると
涙する事を
笑顔を創る事を
覚えるよ
だから僕は今人間として
君の事を
忘れないでいられる
今はまだ記憶の片隅で
輝いてるけれども
いつか時が経ては
それは輝きを失い
枯れていくのだろう
その時はその欠片を手に取って
世界の境目に埋めてあげるよ
君の事が
みんなの事が大好きだから
今の私が此処に在って
悪魔の様な心
人間の姿して
この手に
この命に
意味があるのだと
その記憶に
その全てに
意味を宿して
ねぇ
私を置いて
早くその先で
誰かに笑ってあげてね
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