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終戦記念日
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作詞 KIMINOUTA |
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戦争が終わったこの日
悪魔と呼ばれる原子爆弾や
人が人殺しの悪魔になりさがり
己の欲望から始まった戦いの記録を
あなたは知っていますか、
大戦の世
人は皆、兵器のようなものだった
勝つ為に戦うのか、自分の為に戦うのか
欲望の為に戦うのか、大切な人の為に戦うのか
戦いの理由すら解らないくせに
戦う事以外の事は許されない
哀れな兵器達
逃げ続けた人々も
殺し続けた人々も
皆戦っていたんだ。
なにもかも恐かっただろう
死を恐れ、人間を恐れた
戦う事が偉い事というならば
人々は一体何を愛したのだろうか
負けを背負った時も
何故人々は生きてこれたのだろう
誰かの死と引き替えに
何故自分だけでも生きよう思ったのだろう
死を実感した時も
何故同じ人間を醜いものと思ったのだろう
誰かの死を見つめて
何故心の底から命を感じたのだろう
皆戦ってきたんだ
全ての人が、その全ての為に
皆戦っていたんだ
その全てを取り戻す為に
あなたのその記憶を取り戻す為に
戦ったその記憶を追えば
たどり付くはず
このまま欲望に振り回され
誰かを傷付け続ければ
孤独になってしまう
みんな独りになってしまうよ、
たどり着いたその先に
答えがあるのならば、
どうか見付け出してほしい
その為に、今まで待っていた
此処で、待っていた
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