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生きる為に。何かの為に生きるという事〜必死になって掴んだもの〜
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作詞 KIMINOUTA |
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生きてなんて、よく言えたもんだよ。
あんたはもうじき逝くんだよ?
もうすぐ、お別れなんだよ・・・・?
君は僕の初めての大切な人。
家族も友達も周りで生きる人々も
全てが恐い。みんな嫌い。敵だから。他人だから。
いろんな事があった。いろんな事。
信じたものは皆消えていった。
裏切られたと・・・・思った。
それでも信じた。信じて信じて、
そうじゃないと、死にたくなるから。
私は最悪なんだ。
生きる為に信じたフリして他人を利用し
私は壊して、壊し続けてきた。
本当は、ずっと一緒に居たかったけど
僕は汚いから。
みんな消えた。みんないなくなった。
何の為にこの手を振るってきたんだ?
何で、こんなに手が汚れているんだろう?
切り捨てたい。
この手を。この心を肉体を、自分自身を。
みんな死んだ。
無くなってしまった。
なんで、消えていったの?
震える手。視点が上手く合わさらない。
涙があふれていた。
なんで独りなの?何で此処にいるの?
みんないないのに、なんで私は此処にいるの?
汚い。汚い。私の居る此処は、みんなの居場所だったのに。
彷徨って目を閉じた。もう私なんて、此処にいらないから。
いっそ消えれば、そっちの方が、ずっといい。
目を開いた。明るかった。闇の臭いが少しした。
でも、光の世界が見えた気がした。
起き上がったら、君がそこにいた。
君はただ笑った。まだ、光なんて嫌いで
そっちの世界なんか行けない。
それでも君は私に初めて会ったその時、
こう言ったよね?
「目が覚めたんだね?」
って。
特別に聞こえた言葉。
目を開いた時、死んでいればいいと願った。
生きていても、しょうがない。
でも目が覚めたら此処にいて、君がいて
少しだけ、笑えてたような気がした。
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