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マフラーと手袋とキミと
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作詞 リョウ |
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「そのマフラー似合ってる」なんて言うから
この寒いのに汗ばんじゃって
どうせは軽く零れたコトバ
期待はずれの可能性 ひたすら祈る私がここに
この鼻赤く染める12月の風が言うよ
「寒いならくっつけばいいのに」
「ずっと想ってるヒトがいる」
紅い葉舞う中 俯く誰かに謝るキミ
忘れられないあの絵画
布を掛けて見ないフリ
紅い葉はもうなくなったよ
居場所に甘えるのはもうよそう・・・
好きになったのはいつだっけ?
もっと早く聞かせてくれれば
こんな重いモノ知らずに済んだ
そうだ
このままこのマフラーにでも包んでしまおう
季節が過ぎればタンスの奥へと帰るでしょ
あの日と違うマフラー巻いて
あの日みたいにキミの横
「参ったな あのマフラーに似合うと思って」
紙袋から手袋が
今日は何の日だったっけ?
「メリークリスマス!」
驚く私へキミからの
「・・・好きなんだ」まであと5秒
あったか手袋を両の手に
思い出すいつかの物語
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