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ユメカラサメテ
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作詞 榊レイ |
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ただ夢を見て信じながら歩いた
この道程 振り返れば君が居た
何も無くて途方にくれた僕を
励まし 支え ただ微笑み続けていた
不安はいつも心に
この広い世界に捧げられた命
いつものように迎えた朝が
こんなに苦しくなるとは知らなかった
夢から覚めた傷跡がまだ
心に残りそして無意識に君を探し
「さよなら」と言われた思い出は胸の奥
君はもうここに居ないのに
ただ無邪気にこの時の重さも知らず
いつまでも君が居てくれるものだと思う
愚かさに気付き 僕はそう、振り返った
虚無が広がり 失ったと悟る
泣きながら駆け抜けて
たどり着いた場所で見た絶望
いつもよりも少し遅く起きて
ふと見上げた空の色は何故かくすんでた
夢から覚めた傷跡がまだ
身体を震わせて無意識に君を求め
「さよなら」と呟いた声は風に消されて
君もきっとこの空を見ていたいと
心のどこかで実は願っていたんじゃないかな
だけど僕はそんなことも知らずに
傷つけることしか出来ないくて
それでも失うのも手に入れるのも怖くなってた
夢から覚めた傷跡は
僕を戒めいつまでも忘れられず ここにあるよ
そう、触れてみて
誰にも何かしらの傷がある
僕と同じなんだよ
夢から覚めた傷跡がまだ
「忘れないで」と君の叫びを呼応させる
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