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夢の記憶
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作詞 そら |
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日常ってものに嫌気がさして いい加減早く過ぎていけばいいと
願ってたのはいつの頃 過ぎていく時間の中で夢を見て
それが覚めることのないものだと思ってたから
現実を知った大きさはとても痛かった
毎日が同じ事の繰り返しの中なら いっその事終わらせてしまえば早いかなって
思い続けても 生活は変わらない 何も変わってはくれなかった
雨の道に君を探して 走り続けたあの日の過去は
晴れた道に見つけた 小さな光の未来 飛んでいく鳥の群れ
そこで手にしたものは記憶のカケラでしかなくて
なくしてしまったものの大きさは まだ知ることのないもの
知ってしまった世界の広さは 想像してたよりも虚しい心の塊だったよ
本当は何も知らないまま終わってしまいたかったのに
探し物をしているうちに見失って 違う何かを見てしまって
もうなかった事にはならないのかな それでも空は廻り続けていくのかな
夕立の中で君を見つけて 近付いて知ったあの日の記憶は
満月の光で満ちた世界で 僕が落とした大切なもの
後戻りのできない道で探し出した それでもまだ夢の中
覚めることのない世界は続いて 僕は宇宙を旅してるよ
ねえただ思ってただけなのに 本当は願ってた事なんかじゃなかったのに
もう戻ってくる事じゃないんだよ その中で宇宙(そら)は廻り続けるから
僕の中に君はいないのに 過去の世界に未来はないのに
やっぱりあの時終わらせてしまえばよかったのかなって
この中で思っていても もう進んでしまったから 君の影も見えないよ
世界に嫌気がさしてしまったから 宇宙を変えてしまおうと
信じてたのはあの日の僕 止まらないときの中でまた夢を見て
土砂降りの道を駆け抜けた 先の光はまだ知らなくて
星空の下を歩いてた 大切なものすら分からなくなってしまっていた
ねえもう遅い記憶だったんだよ 本当に頼りないものだから
それでも僕は探し続けてしまうのかな 君の姿を
ただ空に浮かんでたものでさえ 届かないものなのに
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