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消滅
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作詞 菖蒲 |
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消滅
走って逃げた 駆けて離れた
君の前から 君たちが
幸せなのは嬉しいけど
僕は気持ちに飲まれてしまう
君たちを前にすると ドロドロした物が
心に巣くってしまうんだ
ただ 自分の身を削って 心を落ち着かせて
手に傷が消えたら 僕は 笑っているんだろうか
只 旅に果てに君たちの笑顔を思う
一輪の花を贈るよ
僕が離れたことは 皆 忘れたらいい
僕の存在は消してしまえばいい
「僕」の記憶は 只 海の果て
風にながれて消えればいい
哀しくもない 喜びさえあるなか
君は「僕」をどうするのかな
どうしてくれても良いけど
欲を言ってしまうと 忘れないでほしい
何年かに一度 僕のことを思いだして
僕の名前を呼んでくれたらいい
馬鹿な「僕」がいたことを
時折 思い出して
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