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雪風
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| 作詞 菖蒲 |
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誰にも見えない 隠れた場所にある花は
無意味なままに 一生を終えて 散って行く さだめ
雪よ どうか雪よ 早く積もっておくれ
その真っ新なら白を この地上に
桜が散って 蝉が鳴いてる
紅葉が散って 雪が積もってゆく
あと何度 これを繰り返したら
私の心は癒されるだろう
飛び立つ鳥の 羽音を聞いて 目が覚める
あとに残った 一枚の羽根は 淋しげに 揺れている
風よ どうか吹いて この一枚の羽根に
飛び立つ幸せを 教えておくれ
草が揺れて 海は波打つ
生きる音は 風になる
あとどの位 この命たちを
私は感じ 知れるだろう
だから今を大切にしてゆくよ
今しか分からない風があるはずだから
星が瞬き 夜が迎える
流れた星は 祈られる
だから僕も星になろう 祈られるため
生きた印を 残したあとで
真っ新な雪の上に 跡を残し
この気持ちを誰にも悟らせずに
幸福を望んで
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