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花曇り
作詞 菖蒲
桜花の散った この枝は
何を希望に生きるのだろう
暗く哀しいこの空からは
月一人の歌声が 雲を交えて聞こえるばかり

生きた証を残そうと触れても
すぐに消える 鏡のように
必死に生きた私たちは
何を残せるだろう


青葉が散った 幹の枝は
清く哀しい 色に満ちて
唄の流れる この風からは 星のない空の においがした

輝いた証を残そうとしても
すぐの消えた 星のように
吹いた風の行方を知った者は
何処へ消えたのだろう

この風を受けた私は
すすきの穂の向く方へ
歩みを進めていく

今この風の行方を知った私は
これから何処へ行くのだろう
もし星になれるなら
あの人を照らす為に輝きたい
もし風になれるなら
あの人を包み慰めたい
別れ際には 涙より笑顔が見たい
これは 私の祈りなのか願いなのか

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 花曇り
公開日 2007/04/12
ジャンル その他
カテゴリ
コメント 桜が散ったのがかなしくて「自分が桜だったらどうだろう」と考えて創った詩です。
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