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色雨
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作詞 susu |
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始まりは小さな雲
誰に呼ばれたのかやってきて
大きな空を漂い 人間達の気持ちを眺めてた
それが長い時が流れ どうしたことか
人間の気持ちを映し出した雨を降らした
この世のものではない色のついた雨が
この心に色をつけて
その様子を誰かがそれを涙すると呼んだ
始まりはあの風だ
誰に呼ばれたでもなくやってきて
あの雨を揺らし 人間達に叩きつけた
そのせいでいろんな色がごちゃまぜ
名前の付けられない感情を生み出した
この世のものではない色のついた雨は
この心を複雑にして
未だ誰も解読不能にしてしまった
この世界の「雨」に光を当てると
それは七色になるけど
この世でない雨に光を当てても
綺麗な色だけという訳にもいかない
この世のものではない色のついた雨は
この心を生み出した
その様は美しく汚く荘厳であった
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