|
|
|
色の鬼
|
作詞 雀郎 |
|
白く光る川の影
金に照る海の顔
銀に輝く夜の声
漆黒に染まる僕らのココロ
赤く滲むヒトのカラダ
白に抜け落ちるすべての色
イロイロ 色 色々
オニさんこっち
色々ナニイロ?
銀なんて無理
届かない場所だもの
金だって無理
僕は泳げないもの
白 白ならあるよ
僕の白目 触れるもんなら
触ってごらん
早くしないとオニにつかまるよ
次は赤
今出すよ 誰か刃物をちょうだい
ぽたりと擬音つきで落ちた血に
みんな群がって 僕は触れなかった
オニになっちゃったじゃない
貴方たちの所為だ
せっかく僕が
みんなをオニから救ってあげたのに
僕は食べられちゃう
みんなを恨むけど
健闘を祈るよ
せいぜい食べられないようにがんばって
僕のぶんまで
|
|
|