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役者人生
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作詞 リンクス |
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お芝居は、そろそろクライマックス
私の一言で崩れていくほどの、もろい絆
誰も見てない客席
自分たちの満足のため演じ続けてきた
これも、そろそろ終わり
計算高い私は、機会を待っていたよ
だれかが私をヒロインに仕立て上げてくれることを
怯えたような話しぶりではどうだろう?
怖かった事を大袈裟に言ってみようか?
そう、周りに心配をかけるのが大好きな私
これを言ったらどう反応するだろうか?
母が怒るだろうか、人は哀れんでくれるだろうか?
観客がいないなら、演じる必要もない
私が演じるのは、人の前だけ
寂しそうな私は、“私”じゃないから
同情で充分なの、その言葉がほしいの
心からの言葉なんて期待してないから
形だけの哀れみでいいから
私にことばをください
空洞の私にお菓子を詰めてください
・・・・食べるのは、糸を動かす“私”だけどね。
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