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欠片 - カケラ -
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作詞 RAINY |
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絶え間なく押し寄せる 不安に胸押し潰されそうで
抱えきれず零した 夢の欠片見つめてた
理想に囚われて 現実との狭間でもがく人波
気づかずに流れてた 自分の場所が探せない
土砂降りの雨が続く空にも
虹がかかるまで 歩き続ける
この街に一人 ちっぽけなプライドと
はみ出した夢 片隅に残るうちは
何一つ失うこともなく 生きてゆくことは出来ずに
妥協という名の諦め いいように穿き違えてた
傷つけること恐れる以上に 傷つくこと恐れていた
このまま翼休めていたら 永遠に飛べなくなる
少年の頃に描いていた ひたむきな未来図も
埃にまみれさせたまま 遠い目で眺めてた
明日への扉開く鍵は いつだってそこにあった
今ならまだ間に合うはずさ
掌に一握りの勇気と 零した夢を拾い上げ
希望は失望を生み 期待はいつも裏切られて
こらえ切れず流した 涙の跡が消えなくて
真実が見えなくて 澱んだ心は瞳を曇らせる
傍らで泣いていた 君の姿も捜せない
果てしなく続く闇の中にも
一筋の光 信じていたい
あの街で一人 待ち続けてる君
共に感じた 風はまだ吹いている
誰一人信じられずにいた そんな自身も信じれず
灰色は白と同じという 曖昧に身を委ねてた
取り返しつかない過去、過ち 悲劇の主人公気取り
このまま前を向かなければ もう二度と飛べなくなる
ギリギリのところで堕ちてゆく 怖さ知らずにいた頃
振り返ることもしないで 真っ直ぐに前を見てた
足元ばかり見て立ち止まる 見過ごしてた青い空
今その心(へや)を飛び出し
両手で抱えきれないくらいの あふれ出す夢を抱きしめて
少年の頃に描いていた ひたむきな未来図も
埃にまみれさせたまま 遠い目で眺めてた
明日への扉開く鍵は いつだってそこにあった
今ならまだ飛べるはずさ
掌に一握りの勇気と 零した夢を握り締め
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