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だからもっとそばに
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作詞 ―RUNA→ |
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冷めた永遠の爪先を撫でたら
錆びた指輪の感触と似ていた
不意に頬を伝い落ちた涙が
乾いた傷を滲ませて笑った
「戻れない」じゃない「戻らない」
塗り潰す前の二人にはなれない
神様に与えられた時間を
後悔で巻き戻すのは禁物
一瞬を積み重ねた結晶
だからもっとそばに居たかったのに
いつか結んだ約束の未来は
いつになっても叶わずに破れた
きつく小指を絡ませた真夜中
秘めた想いを月だけが見ていた
「今ならば」じゃない「今だから」
離れたから離れない術を知ってる
神様が与えられる時間を
好奇から覗き込んでは罰則
複雑に色を変える感情
だからいつも胸が痛かったのに
逢いたくて生まれてきた訳でも
愛したくて生きてきた訳でも無い
神様に与えられた時間を
運命と名付けるのは軽率
偶然を繰り返した結晶
だからもっとそばに居たかったのに
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