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求めたら猫
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作詞 ―RUNA→ |
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「お腹空いた」と上目遣いで
腕に擦り寄る君は可愛い
熱い料理は苦手だからと
喉を鳴らして見つめる素振り
"ここがあたしの居場所"だと
膝の上でまどろむ君が
愛しくて堪らない ねぇ好きだよ
「何処へでも行けるけど この場所を選んだの」
甘えた声で君は言う
心ごと欲しいなら いくらでも差し出せる
全部奪いなよ
「触らないで」ときつく睨んで
爪で引っ掻く君は気まぐれ
束縛なんて欝陶しいと
力任せに逃げ出す始末
"物の価値など知らない"と
ブランド品をあしらう君も
艶やかで敵わない あぁ好きだよ
「我が儘も悪戯も 許すから笑ってよ」
頭を撫でて僕は言う
温もりが欲しいなら 飽きるまでそばにいる
全部君のだよ
"もう探したりしないで"と
ひとり立ち去ろうとした君が
危なげで仕方ない ここにいなよ
好きなんだよ
言うことは聞かないし 本心は見せないし
いつも振り回されるのに
愛らしい微笑みも 寂しげな横顔も
この手のひらで守りたい
もし君が求めたら 望むまま差し出せる
愛しているんだよ
全部奪いなよ
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