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あたたかな輪郭
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作詞 ―RUNA→ |
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気まぐれに触れた指先のせいで
頬の熱は今も冷めない
いたずらに笑う横顔に見惚れ
時間が止まることを願った
あの日確かに傍にいた そんなあなたの姿は
鮮やかに曇った痛みだけ残して
日常から跡形もなく消えたの
あなたが失われた日々の中で
鼓膜揺らす音が 目に映る全てが
剥がれた記憶を繋いでしまう
その あたたかな輪郭を求めて
隠れてキスした踏切の手前
もうあの駅では降りない
窓辺のテーブル挟んで座って
アイスティーを飲むこともない
いつも確かに感じてた "同じ時間を過ごしてる"
一日の終わりは約束の「おやすみ」
離れるには少し傍に居過ぎたの
あなたがいなきゃ生きていけないって
信じて泣く夜も そっと誓う夜も
途切れることなく色を変えてく
また 新しい一日が始まる
あなたが失われた日々の中で
悲しみに暮れても 傷跡をつけても
寂しくて泣いても 愛しくて呼んでも
あたしが知ってるあなたは何処にもいない
もう あの頃の現実は ないのに
その目はいつから誰を見ていたの?
心の奥底に触れたい
優しい言葉に掠われるせいで
ぬるい夢は今も醒めない
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