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打ち上げ花火
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作詞 ―RUNA→ |
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待ち侘びた静寂の中を突き抜けて
散るように 弾けた赤い空の華
舞い降りる淡い花びらは夜を撫で
溶けながら 涙のような弧を描く
戸惑いながら着付けして
慣れない下駄にふらついて
それでも ねぇ それでも
夢だった その肩越しに見る花火
暗がりに慣れた目に浮かぶ
願いを 夜空に打ち上げて
待ち焦がれ期待が渦巻く夜の下
解くように 時間を止めた夏の華
恋い焦がれ消えない痛みを知る胸も
この刹那 心奪われ頬緩む
見落としそうな人込みで
離れぬようについて行く
本当は ねぇ 本当は
憧れた 指を絡めている二人
服の裾強く掴んだら
想いを 真っ直ぐ打ち明けて
意地っ張りだし照れ屋だし
気まぐれですぐ拗ねるけど
暖かい笑顔をくれる
あなたが 好き 誰より
夢だった その肩越しに見る花火
「あなたに愛されるあたしでいたい」
願いを 夜空に打ち上げて
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