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期間限定の僕ら
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作詞 ―RUNA→ |
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どうか 掻き消えないでいて
この世を取り巻く輝きは あまりに眩し過ぎたんだ
僕から放たれた光が
優しく素直な熱のまま あなたへ届きますように
擦れ違う人々 擦り減った靴底
失くしたものの輪郭は その手が埋めてくれたんだ
あなたが笑うから 僕もまた笑える
きっと永遠の何分の1かを切り取った
そんな期間限定の僕らは
いつかやってくる この夢から醒める瞬間に
どこか怯えながら 寄り添っていたんだ
どうか 穢されないでいて
二人を繋いだ輝きが 途絶えぬように温めて
僕へと降り注ぐ痛みが
醜く尖った牙となり あなたを苦しめないように
絡め合う指先 染み渡る体温
閉ざした胸の鍵穴に 涙が満ちていったんだ
あなたの赤い目が 僕に笑いかけた
きっと運命は何分の1かの確率を
積み重ね生まれてゆくのだろう
あなたに出逢えたから 手に入れられたものがある
僕の雨に 傘をくれて ありがとう
でも 傘はいらないんだ
きっと永遠の何分の1かを切り取った
そんな期間限定の時間は
限りあるものだからこそ 美しく散るのだろう
降り止まない雨に 掠われた光は
過去を埋めるように 夢の先へ紡ぐ
どうか 掻き消えないでいて
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