|
|
|
ホットチョコレートの秘密
|
作詞 ―RUNA→ |
|
近頃 夜になるのが早くなったね
目を離すと一瞬で 夕闇に飲み込まれてゆく
いつから 夜になるのが怖くなったの?
深い暗いところまで 引きずられるのに怯えてる
あたしがその手を握るから あなたは握り返してね
四角い部屋の片隅で うずくまってなんかいないで
まずは震える指先を 優しく温めてあげよう
こんな時かける言葉は 重ねる程無力だから
あなたが言いたくないなら 何も聞かず ここにいるよ
最近 朝が来るのが遅くなったね
目が覚めても薄暗く 戸惑いの色を映し出す
いつでも 傷つかないための回り道
繰り返して焦ってた 少し遠くまで来過ぎたね
たとえどの道を選んでも いつかは今を悔やむのに
四角い部屋の窓を開け 凍てつく空気を吸い込めば
肌を刺す風の痛みに 心が研ぎ澄まされてゆく
同じものばかり見てても 答えは浮かんでこないから
たまには散歩に行こうよ 何も持たず 手を繋いで
白く篭る湯気に隠れ 泣きたいなら我慢しないで
舌に触れるだけで何故か 気持ちが緩んでゆく秘密
温かなマグに注いだ 甘ったるい幸せの味
つま先まで染み込んだら 今夜は一緒に 眠ろう
|
|
|