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甘い夢
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作詞 ―RUNA→ |
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「あのひとにはもう逢えない」
ただそれだけの現実に 呼び寄せられた甘い夢
触れられない もう見えない
擦り抜けてゆく幻に 朝目覚めたら泣いてたの
愛おしそうに揺れていた 映り込む眼差しの色
はじまりがあったから 終わりが来るのもわかってた
それでももし叶うなら あのひとの深い体温に
溶かされてしまう程 ただ頬を寄せていたかった
嫌われてしまうことじゃない
全てが遠くなってから 初めて怖くなったのは
記憶を否定するように
あたしの弱いこの腕で 二人の日々を壊すこと
悲しみの影に隠れた 溜め息に曇らせる夜
はじまりがあったから 終わりが来るのもわかってた
それでも今叶うなら あのひとのくれた優しさが
染み込んでしまう程 ずっと口づけていたかった
「あのひとにはもう逢えない」
ただそれだけの現実に 呼び寄せられた甘い夢
朝 目覚めたら泣いてたの
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